Au Soleilを主宰している みおと申します。
1971年5月生まれです。
東京都出身。東京に40年ほど住んでいます。
横浜に約7年、大阪に約4年住んでいたことがあります。
幼少期から、両親に人格否定をされて育ちました。
10歳でパニック障害を発症。
親から人格否定の言葉を毎日投げかけられ、自己肯定感を全く持てないまま10代を過ごしました。
21歳で就職してからは頭の中で繰り返し再生される親からの暴言に苦しみ、苦しさを乗り越えて会社に自分の居場所を見出し自己肯定感を得ようと、がむしゃらに仕事をしました。
一人暮らしをしていたアパートや勤務先に度々両親が来てお金を無心され、総額約2千万円を搾取されました。29歳でパニック障害と鬱病を発症。
30代、40代も両親からの人格否定の言葉に苦しみ続け、両親があちらこちらで起こす騒動の謝罪にまわり、パニック障害と鬱病も、一向に改善されず。
あまりの生きづらさから心療内科を受診。40代半ばで、パニック障害や鬱病の他に、ASDとADHD、LD(計算障害)であると診断され、経理などの数字を扱う仕事で多大な苦労をし続けてきた理由がわかり、悲しんだり、安堵もしたり。
発達障害は親からの遺伝であるとの論文やネットの記事を読み、先天的には発達障害で苦しみ、後天的には人格否定をされ続けたことでの自己肯定感のなさに苦しむ親からのダブルパンチの人生を送ってきたのだ、と絶望し続けたりもしました。
2015年にAu Soleilを立ち上げたのとほぼ同時期に両親と絶縁し、2018年に名前も「智子」から「美凰(みお)」に公的に改名しました。
親から死を勧められ続けてきた過去を乗り越えて生きるために、不死鳥の意味を持つ鳳凰の「凰」の字を使った名前を自分につけました。
鳳凰が降り立つ場所には幸せが訪れるという言い伝えがあることから、出会う方々が幸せになるように、という願いも名前に込めました。
小さな成功体験を積み重ねて50代になり、やっと自己肯定感が人並みに身に付きました。今までの人生で今が一番幸せです。
私を健常者だと思っていた方を驚かせたり失望させたりするかもしれない、離れていく方もいるかもしれない、と、発達障害者であるとカミングアウトすることを躊躇し、悩みました。しかし、アダルトチルドレンの当事者会としてのAu Soleilから活動の幅を広げ、発達障害がある方や生きづらさを感じている方の当事者会も開催していくのであれば、主宰者である私に発達障害があることを公言しないと筋が通らない、と思い、今回のカミングアウトに至りました。
アダルトチルドレンとして、そして発達障害者として苦しみながらも、Au Soleilを通してたくさんの素晴らしい方と出会うことができ、Au Soleilを立ち上げるきっかけを作ってくれた親にも、感謝ができるようになってきました。
生涯、Au Soleilを続けていく気持ちでいます。
あなたと、末長い、良きご縁がありますように。